電車が好きな子はかしこい?
男の子あるあるだと思いますが、3歳になったばかりの息子は、1歳過ぎあたりから電車が大大大好きです。
しかし、男の子の鉄道ブームは通常3歳くらいまでで、その後レンジャーや仮面ライダーのような戦隊モノにハマる子が多いようです。
新年少である息子の幼稚園のクラスで、もうすぐ4歳になる4〜8月生まれくらいの男子の間では戦いごっこが流行っていますが、早生まれの息子はまだそこまで興味がないみたい。
息子もそろそろ電車を卒業して、戦隊モノにハマるのかと思うとママ鉄になりつつある私としては少し残念です。
しかも家にはプラレールのおもちゃが多くて、勿体ないからもうちょっと遊んでほしいような笑
でも時々戦隊モノにハマらず卒園まで鉄道好きな子もいるようです。
最近「電車が好きな子はかしこくなる」という本を読みました。
電車が好きな子はかしこくなる: 鉄道で育児・教育のすすめ (交通新聞社新書)
- 作者: 弘田陽介
- 出版社/メーカー: 交通新聞社
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: 新書
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※著書を一部引用したりしてまとめてみました。
かしこさの中身「認知スキル」と「非認知スキル」
「認知スキル」とは?
記憶力や理解力。それらをもとに考え未知のことを予測する能力。
学力やIQに代表されるような数字に表すことが可能で成長する能力。
「非認知スキル」とは?
社会情動的スキルとも言う。
社会的にほかの人と関わったり、自分のことをよく理解して社会との関わりで自己をコントロールしたりする能力。
やりぬく力、協調性、思いやり、自制心など。
人工知能では今のところ対応が難しく、人間ならではの能力。
電車で「認知スキル」をのばす
「好きこそものの上手なれ」が将来の大きな力に
子供は電車を介して、一見覚えても役に立たなそうな駅名や用語、路線図を覚えることで、知らず知らずのうちに記憶するトレーニングができていて、将来の力になると主張しています。鉄道に限らず(鉄道がおすすめのようですが)、好きこそものの上手なれで知識吸収、整理能力をどんどん伸ばしてくれるというわけです。
→3歳の息子には今のところあまりお勉強らしいことをさせていません。鉄道を通じて、数字や文字に興味を持ってほしい思っています。(数字に関しては既に何番線だ~とか言いながら少しずつ覚えています。)
電車で「非認知スキル」をのばす
親子関係の重要なファクター 同じ対象に興味を持つ
親子で同じものに関心を寄せることを、発達心理学では共同注意と呼ぶ。親子の愛着関係を育むものと考えられている。夫婦間でも親子間でも、お互いが見つめあっている状態よりも、お互いが別の対象を一緒に見続けている方が長く続くと言われている。
→なるほど。見つめすぎも一歩間違えたら過干渉になりますしね…最近私も鉄道が好きなので共同注意は思いがけずできていました。
電車移動が社会性マナーを育て、道徳性を高める
マナーが重視される公的空間である電車移動は、子供にとっては道徳性を学びうる可能性が高い。近年は発表された調査に、幼少期の生活習慣として車に乗る機会が多いことは、子供の傲慢さを高めること、つまり道徳性を下げてしまうことを実証した筑波大学の研究があるそう(!)
→これは興味深い調査だと思いました。うちただ単に車は持っていなくて電車バス移動が多いですが、息子は電車の窓から外の景色を見るのが好きなのもあり、電車の中ではおとなしく座っています。
たしかに卒園までずっと電車が好きな子は算数が得意だったり頭が良い傾向にある気がします。(私が見聞きした数例だけでの判断になりますが)
息子が電車好きすぎてどうしようかとも思ったこともあるけど、賢くなるなら今の子鉄路線でよいかな?
お友達ともっと仲良く遊ぶなら、戦隊モノにはまった方が良さそうですがね。
息子はどっちの道に進むのか気になる今日この頃です。