薬剤師母の理系な子育て

パート薬剤師母です。幼児教育に興味があります。息子は年少。夫は文系。

公文に頼りすぎてはいけない?【無料体験の感想など】

yakuhaha.hatenadiary.jp前回のブログの続きになりますが、息子に公文を習わせようか迷っています。おおたとしまさ氏の著書「なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?」と自分の体験をもとに公文についてまとめてみました。


なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか? [ おおた としまさ ]

 

公文の無料体験へ

昨年秋、2歳の頃公文の無料体験をしました。まず驚いたのは都内だからなのか教室内の人口密度が高いこと。(私が通っていた教室は田舎でスペースにゆとりがあったので) 公文のやり方は私が生徒だった頃の20〜30年位前と基本的にあまり変わってない印象でした。(全国の生徒記録がデータ化されて、そのビッグデータをもとにエビデンスに基づいた教材の改訂は行なっているそうです。)丸付けのアルバイトがいたりアナログなところは相変わらずだなといったかんじ。結局鉛筆を持てない息子にはまだ早いと思ったのと、先生が厳しめの雰囲気で合わなさそうだったので入会は見送りました。(今は個別指導の幼児教室に通っています。)

公文は先生によって教室の雰囲気や質が違うと聞くので口コミの評判がよく、子供と相性の合う先生のいる教室を探すのが大事だと思います。無料体験学習は年に3回実施しています。期間中に最大4回学習でき、大変お得なので入会前の無料体験をおすすめします。

 

1番気になっている公文英語

2010年にE-Pencil(イーペンシル)という教材にかざすだけでネイティブの発音が再生されるペン型の機械が導入されたことで英語の自学自習の効率が飛躍的に向上したそうです。公文英語の目的はあくまで英文読解で、公文創設者も英会話ができず、海外の方とは筆談で会話していたという記録があります。

公文の英語教材をすべてやれば学習する英単語は約1万語で大学受験で必要とされるのは6000語レベルなので大学受験の枠を超えた単語力を身につけられます。文法知識もスモールステップで習得し最終段階では英語の原書の文章を読解できるようになるそうです。

公文英語だけではスピーキング力はつきませんが、膨大な単語力や文法知識で読解力を身につけられる点、英検を受ける生徒が多く合格実績が高い点(ライバルが多いとやる気も向上しそう)も魅力的です。

早期英語教育に今は興味がありませんが、小学校低学年頃から単語力を上げるために公文の英語を習うことを検討してもよいかなと考えております。

 

公文国語について

公文国語の目的は、高度な読書能力を養成すること古今東西の名著(「こころ」や「車輪の下」など)を読みその内容を余すことなく理解できるようになることをイメージしているそうです。教材だけでは足りないので公文の推薦図書が設定されていて650冊がラインナップされています。実は私は国語があまり得意ではなく、中学の頃公文国語だけ習っていました。でもさほど成績が上がらなかったのは読書してなかったからなのか合わなかったからなのか…?国語を息子に習わせる予定は今のところありませんが、もし読書嫌いだったら名著に触れさせるために習わせるのはありかなと考えています。

 

公文算数について

私は公文算数のおかげで理系科目が得意になりましたがひたすら計算ばかりで修行のような日々でした。確実に計算力は付きましたが、教材に面白味がないのと公文算数に時間をかけ過ぎたとも感じているので息子にはやらせない予定です。そろばんか他の教材で計算力などを身に付けてほしいと考えています。ただし公文算数が息子に合いそうだったらその時は検討するつもりです。

 

公文の問題点は?

ある教育関係者が公文を「究極的な20世紀型教材」と評していました。その意見をまとめると…

公文式はある意味究極の勉強システム。マニュアルどおりに進めていれば必ず正解にたどり着き、次のステージに行け、そこに達成感がある。どのレベルの子供にもいい教材である。問題点は余計なことをモヤモヤ考えることがない、他人の考え方に触れることもない、正解のない問いに対して最適解を出すような内容の教材ではないの3点。21世紀型学習、正解のない問いの対応は公文だけではできない。人工知能が進化したら人間にとってあまり意味がない勉強システムになるのではないか。

個人的にごもっともな意見だと思いました。

私も2020年大学入試改革、人工知能など今後のことを考えるとやるべき事が公文以外にあるのではないかと迷ってしまいます。公文式によって鍛えられる速くて正確な演算能力もコツコツ続ける精神力も人工知能にはかなわない…これからは正確な計算力よりも思考力や表現力などが必要になるのでは?と考えております。ただ考える以前に計算力がないとそもそも思考の起点にたどり着かないのである程度の計算力も必要です。日本の子供の計算力は貧弱になっているので、公文によって培われる計算力も魅力的ではあります。

あと公文をやっている子は3学年以上先取り学習しているケースも多く、私もその1人でした。その結果自信過剰になり、途中経過のこだわりが薄くなることや本質理解よりも手順記憶が重視されるために授業を理解する姿勢に欠ける場合があるそうです。公文は解き方のパターンを覚えて再現する力の強化にしかなっていません。その結果小学中学まで数学ができたのに高校くらいで伸び悩むケースが多くみられる…ってまさに公文に頼りすぎていた私のことです。しかも授業をあまり聞いていなくて成績は良いのに一部の先生からよく思われていませんでした…

 

公文を有効活用する方法

教育関係者が提案していた公文の活用法は…

幼児期に算数、数学を開始し、教室に慣れてきた段階で国語をスタート。小学校中学年段階で最低でも中学校レベルが修了していることを目指し、その後は公文学習は英語のみに切り替え、算国理社は進学塾に任せる。英語については幼児期に英会話教室で会話中心の体験をしておくことで、公文式での学習への素地をつくっておく…とのことです。

私もわが子に公文を習わせるとしたら、この学習スタイルを参考にしたいです。

 

周りのお友達で既に公文を習っている子もいますが、しばらく様子見でいいかなと思っています。教育者の質で結果が左右されるので、近くに評判の良い先生がいたらその時は早めに習わせることもあるかも?しれませんが。自身が公文に頼りすぎて伸び悩んだ経緯もあるので他の学習方法を模索したいです。