薬剤師母の理系な子育て

パート薬剤師母です。幼児教育に興味があります。息子は年少。夫は文系。

ノーベル賞本庶佑氏「教科書に書いてあることをすべて信じてはいけない。疑うことが大切。」

本庶佑先生がノーベル医学生理学賞を受賞されました!同じ日本人として嬉しいニュースです。

本庶氏は、がん免疫治療薬「オプジーボの開発につながった、免疫チェックポイント分子を発見しました。薬剤師として恥ずかしいですが、オプジーボが日本人が発明した薬だと知りませんでした。(完全に勉強不足です)

本庶佑先生の著書です。


ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門 (ブルーバックス) [ 本庶佑 ]

 

本庶氏のインタビューやニュース記事を、一部抜粋してまとめてみました。努力を重ねて、偉業を成し遂げた人物の言葉には説得力があります。

 

論文の9割は嘘だと思え

研究でのモットーは、

  • なにか知りたいという好奇心
  • 簡単に信じないこと

まず、論文とか書いてあることを信じない。自分の目で確信ができるまでやる。それが本庶氏のサイエンスに対する基本的なやり方なんだそうです。

 

研究者を目指す子供達へ

研究者になるにあたって大事なのは

  • 「知りたい」と思うこと
  • 「不思議だな」と思う心を大切にすること
  • 教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って「本当はどうなっているのだろう」と

自分の目で、ものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。そういう小中学生に、研究の道を志してほしいと述べていました。

 

幼少期はどんな子供だったのか?

  • 京都府生まれ。小中高は山口県育ち
  • 好奇心の塊で、興味の持ったことは何でもやる性格だった。
  • 小学校のころはラジオや時計の分解に熱中した。
  • どちらかと言えばガキ大将で、あまり勉強しなかったが成績は良かった。
  • 真面目に勉強するようになったのは中学の半ばを過ぎてから。
  • 勉強は理系文系問わず何でもできたので、大学へ進学する際は将来の進路に悩んだ(実に羨ましい悩みですね)
  • 伝記を読んだ野口英世に憧れ、多くの人を助けたいと京都大医学部に入学した。
  • オーケストラ部、英語クラブ、テニス部に所属し、仲間とマージャンやスキーも楽しむなど多趣味。

文武両道で、ゴルフなどのスポーツも得意だとか。

なんでも器用にこなす天才が、ものすごい努力した結果、ノーベル賞受賞なのでしょうね。

 

日本の研究費削減問題について

本庶氏は、ノーベル賞の賞金を活用して基金を設立し、生命科学分野の若手研究者を支援する考えを明らかにしています。自分のために賞金を使っても誰も文句は言わないのに、どこまでも素晴らしい方です。

それにしても、研究費不足はおそらく深刻な問題なのでしょう…

国は研究費をどうして削るのか?こういった日本の素晴らしい研究にはもっと投資して欲しいと個人的に思っています。このままだと近い未来、日本人のノーベル賞受賞者はいなくなるのではないかと危惧しています。

 

日本の医療費高騰問題について

オプジーボという薬は、とてつもなく高額です。今は少し値下げしたものの発売当初は、1年間で約3500万円もかかったそうです。保険適用の薬なので、例えば生活保護を受けていると、自己負担ゼロでオプジーボの治療が受けられることになります。

医療費高騰の1番の原因は、高額医薬品や医療機器の高度化だと思っています。

本庶氏はこの問題について、オプジーボは効く人は半年の投与で済むので、これまでの効かない抗がん剤の使用や入院費は減るとして総合的な評価が必要だと指摘していましたが…果たして?

医療技術の進歩は喜ばしいことですが、何かしら対策をしないと、日本の医療制度が崩壊しかねないとも感じました。

 

 参考:産経新聞(2018/10/2)

Yahooニュースhttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181001-00010009-bfj-sctch

NHKNEWSWEBhttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20181002/k10011654191000.html