薬剤師母の理系な子育て

パート薬剤師母です。幼児教育に興味があります。息子は年少。夫は文系。

読書量と賢さは比例しないのか【東大王オススメの本】

先日「東大王」というクイズ番組の中で、現役東大生である東大王レギュラー陣が、読書初心者の中学生におすすめしたい本について回答していました。

他の3人がおすすめを語る中(※詳細はこのブログ記事の最後で!)、IQ165の天才と言われている鶴崎修功君だけはこのテーマについて何も言及せず...カットされたのかなと思いきやその後自身のTwitter「私が本を全然読まないことが明らかになってしまいましたね…」とつぶやいていました。あれだけクイズが得意なのに本を全然読まないとは意外でした。

調べてみると、書籍「東大脳の育て方」のコラムで、幼少期の読書について次のように語っていました。

鶴崎「算数は好きでしたが、小説が読めなくて国語は苦手でした。小学校のときにハリーポッターを1冊読み終わるのに1年(笑)。読むのが下手なんでしょうね。でも算数の本は色々読みました。なかでもドラえもんの算数シリーズや算数関連の事典は好きでしたね。親からは勉強の本ならいくらでも買っていいと言われていたので、自分のおこづかいではゲームの雑誌を買って、算数の本は親に買ってもらってたいう感じだったかな。」

私が知っている賢い人達は、本好きが多いイメージでしたが、たしかに時々高学歴なのに本は全く読まず漫画やゲーム好きという人もいたことを思い出しました。

 

さらに東大理Ⅲ卒の和田秀樹氏は「わが子を東大に入れる本」という著書のなかで文学を読めば読解力がつくわけではないと述べています。

 

※以下和田秀樹氏の著書の一部から抜粋

実は私自身も物語や小説を読むのが大の苦手でした。(今でも苦手です)そのため国語の心情読解問題は苦手でしたが、新聞や図鑑をよく読んでいたおかげで、中学入試の国語ではそれぼどの苦労はありませんでした。

小説ぎらいになったのは、小さいころから母親に「本を読みなさい!」と何度も強制されたせいもありますが、やはり根が「理系」なのだと思います。

対して弟のほうは、小学校の時からよく名作物語を読んでいた「文系」でした。私が理Ⅲ弟は文Iに進んだことから見ても、やはり人それぞれ向き不向きがあるのだと思います。

ですから「子供の成績を上げるためには、まず文学を読ませなければならない」と決めつけず、本人が興味を示すものを尊重してやるべきだと思います。

ニュースの関心のある子なら小学生新聞を取ってやったり、科学に興味のある子なら図鑑を買ってやれば、知識が増すのはもちろん、本に慣れ、文字を読んで情報を得ることを覚えます。

そうやって読む訓練を積んでいるうちに文章を読むことが苦にならなくなり自然と読解力がついていくのです。

 

こういった事例を聞くと、 例えば東大の佐藤ママは3歳までに絵本を1万冊読み聞かせをしたとか幼少期の読書量は大事だとよく言われていますが、全てを鵜呑みにして理系脳の子や本嫌いの子供に無理矢理沢山の本を読ませようとすることは逆効果になる可能性もあるのかもしれませんね。

頭が良すぎて、絵本のような幼稚な物語が嫌いな子も一定数いるようです。前出の東大王の鶴崎君や和田秀樹氏もこのタイプなのかも。彼らはおそらく専門書などを沢山読んでいるので、最低限の読解力は余裕でクリアしているのだと思います。

私なりにまとめると、根が理系な子は読書することを強制はせずに興味のある分野の図鑑や本を買い与え、根が文系な子はどんどん絵本の読み聞かせや読書をさせ、読解力や語彙力に磨きをかけたほうがそれぞれの良さを引き出せるのかなと思います。

 

そうなると文系か理系かの見極めも重要になりそうです。3歳息子は、知能検査の結果だけの判断ですが、文系寄りな気もします。とりあえず絵本は大好きで毎日寝る前に読み聞かせしています。

我が家の絵本選びは、量より質を重視していて(絵本への理解をより深めてほしいのと時間とお金の節約のため)、図書館ではあまり借りず、ベストセラーの絵本や昔話を買って同じものを何度も読み聞かせています。

特に昔話や童話は小学校受験でもよく出題されるらしいのと、一般常識として知ってもらいたいのでこれから買い足そうと思っています。絵本の読み聞かせはたまに疲れて面倒に思うこともあるのですが(汗)、コツコツと続けて子供の興味を広げつつ、親子での時間も楽しみたいです。

 

東大王で現役東大生が勧めていた本

鈴木光さんのおすすめ本

「名誉の殺人」

中東やアフリカ、南アジアなどで起きている「名誉の殺人」。婚前・婚外交渉などを行った女性を父親や兄弟の手で「家族の名誉」を守るために殺される。その実態を書いたルポタージュ。

南海キャンディーズ山ちゃんに「相談している人、13歳だよ?」と突っ込まれていました。

 


名誉の殺人 母、姉妹、娘を手にかけた男たち (朝日選書)
 

 

水上颯さんおすすめ本

中学校のときに読んで面白かったという北村薫「空飛ぶ馬」

人の死なないミステリーを軽快な文章で描いている。

 


空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 

伊沢拓司さんのおすすめ本

これが読書の入り口になるのでわかりやすくきれいな文章の作家を読んだ方がよいとのこと。

太宰治「駈込み訴え」がおすすめ。

 


駈込み訴え (青空文庫POD(大活字版

 

参考本

 


東大脳の育て方 [ 瀧靖之 ]

 


わが子を東大に入れる本